アイセック仙台委員会 *海外インターンシップBLOG*

《海外インターン参加者の生の声をお届け!》アイセック(AIESEC)は、海外インターンシップ(海外で働く機会)の運営を主幹事業とする世界最大の学生団体です。

インターンシップを終えて


みなさま、お久しぶりでございます。

8/12~9/24までフィリピンはバギオでインターンシップをしておりました、木山です。


帰国から大分時間が経ってしまい、帰国報告が大変遅くなってしまったことをお詫びいたします。実を言うと、更新が遅くなったのは訳がございまして、帰国してから約2週間ここ十数年で一番ひどい風邪をひいてしまいました。

 

海外行かれる方は、海外に滞在されている間はもちろんのこと、帰国した後も気を抜かずに健康にはお気をつけくださいませ。



さて、本題でございます。インターンシップが終わって帰国し、そこで得た学びを言語化しておりました。インターンシップで何をして、そして何を得たのかをここで報告させていただきます。




まず、何をしていたのか。

竹の文化継承を促し、ローカルリバイタリゼーションを促進する”Bamboo Day”という1日型のイベントを企画・運営していました。

 

参加者約200人全員で、癒しの竹楽器として知られる”トンガトン”を演奏し、それが一つの音楽となって私の胸に響いてきたことは帰国して1ヶ月程度経った今でも心に焼き付いています。

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-トンガトンワークショップの様子-

 

 

 

次に何を得たか。

学びを振り返った感想としては、「知識として知っている当たり前のことが多いな」と思います。

 

『こうする方がいい』とか、『一般的にそれは成功する要因だ』とか、『自分の中で足りないのはこの要素だ』とか。そんなのわかっていると渡航前は思っていました。

でもインターンシップを終えて、それが腹落ちしてわかるというか、実際にそれをやってみた場合自分がどう変わるのかが分るようになりました。そして、少しずつ変わっていく方向に向いてきているのではないかな、と思います。

 


これが大まかな所感で、得た学びの中でも、特に大きいなと思うものをここに2つ書き記します。

① 問題発見の目で見ていては問題の本質は見抜けない
② どんな環境でもある程度は生きていける

 


① に関しては、当たり前だなと思う人が本当に多いことだと思います。にもかかわらず私は、それができていませんでした。そして、それができていないことすら気づいていませんでした。

 

私は今まで、そもそも問題を発見するためにありのままの事実を見つめるというプロセスが抜け落ちていたのでした。

 



② に関しては、学びというより自分の体力とか精神力の限度を知ったというところでしょうか。

行く前は果たして日本とは全く違う環境で生きていけるのか不安でしたが、ある程度の手助けと食料さえもらえれば、お手洗いが汚かろうが、ちょっと衛生的にまずそうな食べ物を食べようが、ある程度は生き抜けます。

 

現に、6週間の中でお腹を下したのは2日程度でしたし、薬もほとんど飲まずに済みました。「自分は大丈夫!」という強い気持ちを持っていれば、大抵の不安なことは吹き飛ばせるのです!(もちろんそれで防げないことも多くあると思いますが。)

他の学びももちろんありますが、これはまたみなさまにお目にかかる機会があれば、お話しようと思います。これを見ている人全員が私と同じ学びを得てくることはないと思います。

 


でもこれだけは言えるのが、

この夏にこの経験を選んで良かった

ということです。

 

”今”これを選んだことは本当に間違っていなかったと強く思います。


以上が、私がインターンシップに行って感じてきたことです。読んでいただきありがとうございました。


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-訪問した小学校にて-

 

フィリピンの市場の話

 

こんにちは、フィリピンはバギオでインターンをしております、木山です!

フィリピンにも大分慣れ、毎日楽しく生活しております。ただ、慣れて気持ちが緩んだのか、何かにあたり少々腹痛を覚えましたが、現在は完全に回復しました🐧

 

今回は、フィリピンの市場の話をしたいと思います!

バギオで買いものができるところは、(私が訪れた中では)大きく分けて3つに分類されるように感じます。(強いて言うなら、バナナキューを始めとするスナックを売る露店もありますが、今回は日常生活において買い物をするということに重点をおいてお話するので、省きます。)

 

1つ目はスーパーマーケット。日本でいうとイオンみたいなところで、マニラにもバギオにもある、大きなスーパーマーケット(SMモール)です。フードコートから服売り場、日用品を扱うお店までたくさんのお店が集まっています。

 

フードコートには日本風の料理を売るお店があったり、他にもラーメンを売るお店があったりします。(味は、ノーコメントですが笑。)

 

ここは、なんでも揃うのと引き換えに少し値段が高いです。軽食やジュース類ならば日本より安いですが、洋服に関しては、日本と同じくらいかそれより高いです。

 

日本にも進出しているクリスピークリームドーナツやスタバがあるので買いものの環境としては日本とほぼ変わりません。

 

違う点としては、入り口には必ず警備員がいて、荷物をチェックします。ただ、リュックやバッグのファスナーを開けて警備員に一瞬見せるだけなので、危険物が入っているかどうかきちんと確認できているのか、個人的には疑問に思うことがままあります。(おそらく、検査されるという意識を植え付けることが重要なのでしょう。)

 

また、何か買いもの袋を持った状態で何かの店に入るときは店頭でその袋を預けなければいけません。これは日本と大きく違うところなので、最初は戸惑いました

 

2つ目はパブリックマーケット。日本にもある商店街というか市場というかそんな感じです。フィリピンの方は日常生活においてはここでお買いものをしているように感じます。パブリックマーケットは、観光客向けエリアとその他に分類され、その他の中でさらに細かくお肉売り場・魚売り場・野菜売り場・雑貨売り場に分かれます。

 

もちろん明確に売り場が分かれているわけではないのですが、だいたい同じものを売るお店が同じところに出店しています。パブリックマーケットでは他のどこよりも安く売っている気がします。何かものを他のところで買うときに、「マーケットならもっと安くて、◯◯ペソだ。」という風に言うのをよく聞きます。確かに安いのですが、混雑時にはスリが増えるので、お買いもの中はカバンに注意をしなければなりません。

 

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-パブリックマーケットのお肉・魚売り場の様子-

(肉がダン!という感じでおいてあって、迫力があります。写真には撮りませんでしたが、よく豚の頭がそのままおいてあるのを見ます。基本的に量り売りです。)

 

3つめは、個人商店。マーケットという単位ではないですが、町のあちらこちらで個人商店が営まれています。いろいろな雑貨やスナック・衣料品を売っているお店もあれば、肉や野菜のみを売っているお店もあります。店舗兼自宅のお店もときたまあります。ここはマーケットより安かったり、高かったり。店によります。観光客だとここで何かを買うのは少し勇気がいるように感じます。

 

というのも、特に街中ではないところにある個人商店は、顔見知りのお客さんが多く来店するため、そもそもお店の人に話しかけるのに少しばかり勇気がいるからです。私も一人で個人商店に買い物に行ったことはありません

 

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-個人商店の様子-

(ここはお肉・魚屋さんで、自宅兼店舗型のお店です。右下はチキンの足を切り落としたものがそのままおいてあります。ワイルドですね。)

 

このように、バギオにおける買い物は主に3つの場所で行われます。私は、パブリックマーケットで買うことが多いです。果物が山のように積まれていたり、お肉がパックにも入れられずに並べられたりしている様子は、なかなか見ごたえがあります。

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-果物が売られている様子@マーケット-

(積まれている果物は、ランブータンという果物で、味はライチに近いです。奇怪な見た目で、見た目から味は全く想像できません!)

 

日本とはまた違う買い物事情。ただ、生きるために食べるということは、人間一緒であるな、と感じると同時に、生肉売り場を見ていると、生と死は隣り合わせだな、と感じることもあります。

単なる買い物という行為ですが、それだけでも大変面白いです!

 

皆様も、日本のお買い物事情を観察してみてはいかかでしょうか?

 

フィリピン・バギオからお伝えしました!

次回の更新もお楽しみに!

 

木山

 

水回りから考えたこと –直接体験と知識の違い-

 

みなさま、こんにちは

フィリピンはバギオでインターンシップをしている木山です。

 

今回は、フィリピンのお家事情とそこから考えたことについてお話したいと思います。

フィリピンのお家事情で、衝撃を受けたのがトイレとシャワーです。

知識として、水のシャワーが多いということは知っていましたが、ホームステイしたお宅は、シャワーヘッドから水が出てこず、蛇口から水を貯めてそれをヒーターで暖めてシャワーの水として使っていました。

 

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-水を貯め、ヒーターを使って暖めている様子-

 

また、トイレに関しては、日本のように自動で流れるものやレバーを押して流すタイプではなく、水を汲んでそれを流すタイプが多いです。

日本の快適な水回りに慣れていたので、正直これはかなり堪えました。

シャワーを浴びる時や、お手洗にいく時ほど、日本が恋しくなる時はありません。ただ、もちろんフィリピンに住む人にとってはそれが普通で、何も気にしていない顔をしてトイレを使ったり、シャワーを浴びたりしています。

また、上下水道のシステムも日本ほど整っておらず、写真のように生活用水は、水の供給車で各家まで運ばれてきます。

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-水供給車が家の前まで来ている様子-

 

 

 

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-水供給者からタンクに水が注がれている様子-

(消防車のホースを使って水をタンクまで持ってきます。)

 

 

ご覧頂いたように水回り一つとって見ても、フィリピンと日本の文化や生活は大きく違い、その違いに驚かされることは頻繁にあります。しかし、日本とフィリピンの文化や生活に優劣をつけることはできません。どちらも良い面があり、どちらも欠点はあります。その違いや同じ部分を受け止めることが、人と人が認め合う状況を作るためには大切なのだと思います。

 

 

上記の水回りの一件もそうなのですが、知識として知ってはいても、自分の中で腹の底で理解することは難しいことです。これまで、相手のことを知るために相手の国の文化を本か何かを通して読んでいれば、どこかで理解した気になっていましたが、実際にその土地に赴いて、どのくらい何が違うのか・同じなのかということを肌で感じて理解することは全く違うのだと気付かされました。

 

考えてみれば、至極当たり前のことなのですが、私にとっては新しい発見でした。

 

もちろん、いくら単に「知る」ことと、実体験に基づいて「理解する」ことが違うからと言っても、日常生活において、関わる人全ての国や地域に赴いてその土地を経験するということは実際のところかなり難しいことです。しかし、知識だけでは十分ではなく、直接の体験が必要であるということを知っておくことでも理解を深める上で必要なことなのではないかな、と思います。

 

ただ個人的には、文化を知った(理解した)からと言って、その人を例えば「フィリピンの文化を持ったフィリピン人の一人」として見ることはナンセンスだと思います。

 

というのも、それはせっかく知った相手の文化をステレオタイプ的に見ているに過ぎないからです。あくまで、相手の文化というものはその人を構成する要素の一つなのであって、文化という枠だけでその人自身を捉えようとするのは十分ではない、ということは間違えてはいけないのではないかなと思います。

 

今回のように単にシャワーの違いをとって見ても、それから考えられることはたくさんあります。そして、日々の生活や自分の行動に疑問提示を行いながら過ごしています。

 

インターンもいよいよ1ヶ月を切りましたが、これからも日々頭と体をフルに使って頑張っていきたいと思います!

 

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-ある晴れた日のバギオ-

(中心地からかなり離れたところなので、のどかな雰囲気が漂っています。)

 

 

バギオからお伝えしました!

次回の更新もお楽しみに!

 

 

木山

インターンレポート〜フィリピン・バギオ〜#2

みなさま、こんにちは!

フィリピンはバギオでインターンシップをしている木山です。

 

毎日蚊に刺されていて、日本から持ってきたウナ◯ーワクールにお世話になっています。

 

今回は、バギオの天気についてお伝えします!

 

日本では今とっても暑い時期ですよね?

しかし、フィリピンは今雨季で、特に高地にあるバギオは、日本の秋口くらいの温度です。毎日長袖、長ズボンが欠かせません。。。特に朝や夜は大変冷え込みます。フィリピンは常夏の島というイメージがあったので、正直これには驚かされました。

 

ここ最近は雨が降らない日がなく、晴れたと思って洗濯物を干していたら、急に土砂降りになったりして、気まぐれな天気に悩まされています。

晴れている時間はとっても短く湿っぽいので、ノートや持ってきていた洋服などがしっとりしていて、ちょっと不愉快です。(日本の夏が恋しい。)

 

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-束の間の晴れ間-

(この30分後には激しい雨が降ってきました。。)

 

雨季に慣れっこの地元の方は、大抵折りたたみ傘を携帯しています。日本ではワンタッチタイプの折りたたみ傘は日本ではまだ珍しいように思うのですが、地元の方は普通ワンタッチタイプのものを使っており、店で売られている傘もワンタッチタイプが多いように感じます。(たまたまワンタッチ傘を持っている人を多く見ただけかもしれませんが。)

洗濯物も、いずれ晴れるだろうと思っているのか、はたまた外出中なのかわかりませんが、雨が降ってきても干しっぱなしにしている家を一定数は見かけました。

そして、フィリピンの人々は雨を逆に利用します。

飲み水も生活用水もボトルやタンク単位で買っているので、タンクの水が尽きると、急に水道から水が出なくなる時もあります。水が枯渇するのを防ぐために、雨季はタンクに水をため、洗濯や食器洗いに活用しています。

雨を物ともしない姿勢は、私も見習うべきかもしれません。

 

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-雨水貯水用のタンク-

(雨の時は蓋を開け、雨水を溜める)

 

1週間もしないうちに、じめじめした天気に参ってきたので、いつまで雨季が続くのか、聞いてみました。

私:“When is the rainy season in the Philippines?”

ホストマザー:“August, September, October, November…. Sometimes December.”

私:”Oh. It’s too long….”

 

正直、”Only August”という答えを想像していたので、予想よりも遥かに長い雨季に絶望しました。

私のインターンシップの期間中はずっと雨季みたいなので、湿気に打ち勝つ方法を考えようと想います。。。

 

それでは、次回の更新をお楽しみに!

バギオから木山でした。

 

インターンレポート〜ベトナム・ハノイ〜

こんにちは。ベトナムインターンシップをしている佐藤園佳です。

ベトナムでの生活が残り約一週間になりました。

 

週末に旅行に行って日本とは違う景色を見たり、新しいベトナム人の友達ができたり、会社の人とご飯を食べに行ったり、お世話になっている大学のゼミの教授と会ったり、毎日が充実してあっという間に過ぎていきます。

 

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そして、インターンシップも仕上げに入っています。

 

今まで私は画像編集サービスの日本企業への売り込みを主にしていました。
企業へのメールの仕方で上司と意見が合わず議論したり、画像編集の知識が足りなくて理解するのに苦戦したり、日本企業からのメールを瞬時に英語に訳して上司に情報共有するのが難しかったり、大変なこともいろいろありました。

 

ただ、売り込みを続けている中、会社の事業や会社のやっている障がい者支援に興味が出てくる日本の企業や団体が出てきて、私の上司も日本市場に注力したいと考えるようになっていきました。私の日々の仕事が会社の人たちの日本市場への興味や事業の可能性を広げていると考えるとワクワクします。

 

そのため、私のインターンシップ終了後も会社が日本に注力できるように、最近は日本の見込み顧客の調査や会社のホームページの日本語への翻訳などを行っています。私が帰国した後、日本に注力して売り込みなどをやってくれる人も決まりました。

残りのインターン期間でしっかりと次の人に引き継いで会社が日本に今後も注力できる体制を作りたいと思います。

 

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あと一週間。悔いの残らぬように走りぬきたいです。

インターンレポート<フィリピン・バギオ>

 

 

アイセック仙台委員会のブログをご覧の皆さま、こんにちは!

現在フィリピンのバギオにあるEDAYAhttp://edaya-arts.com/)という会社でインターンをしています、東北大学文学部2年の木山裕望(きやまひろの)と申します。

 

フィリピンに来て1週間ほど経ち、フィリピンの文化やフィリピンに住む人が持つ違う点や同じ点を受け止めている毎日です。

 

1週間を終えた感想は、 EDAYAの公式ブログに掲載する予定ですので、そちらをご覧ください。

 

このブログでは今回、バギオに来て初めての休日の様子をお伝えします!

8/21のお昼は私が全く面識のない人の誕生日パーティーに参加してきました。

こちらの誕生日パーティーは周りの人が祝うというよりも、誕生日の人が自らの誕生日パーティーを企画して、もてなすということが主流らしいです。

今回は、パーティーが昼の部と夜の部に分かれていて、入れ替わり立ち代り参加者が来て、参加していく形式でした。(夜の部では大人たちは酒盛りみたいな感じになるらしいです。笑)

 

 

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-パーティーが行われたお宅のベランダからの眺め-

(立派な家とそうでない家が混在しています)

 

また、料理がなくなることがないように食べきれないほどの量の料理を用意します。

今回のパーティーで用意されていた料理は、お米・チーズチップス・アドボ(豚肉の煮込み料理)・アドボではない豚肉の煮込み料理・チョコレートミート(豚の内臓をその血で煮たもの。お客様に出す料理として有名らしいです。)チキン・マカロニサラダ・ナポリタン・ビーフン・ライスケーキ(ライスケーキの日本語訳は餅ですが、餅とは全く違う、米粉で作られた甘いケーキです。)・ロールケーキ・グミ・キャンディーでした。それぞれが大皿に盛られていて、それを好きにとって食べるスタイルです。本当にたくさん料理があって、お腹がはちきれそうでした!

 

 

パーティーが終わった後マーケットに行き、地元の方の普段の買い物の様子を見ることができました。

普段日本では、スーパーで買い物をしているので、野菜や魚・ソーセージがずらりと並べられている様子はとても新鮮でした。

 

 

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-マーケットの様子-

 

その後は、バギオで一番美味しいピザを食べ、帰路に着きました。

だいたいこのお店のピザは300~500ペソで、日本円に換算すると650円~1000円くらいです。日本でピザを食べるより、安いですね!

 

バギオに来て初めての休日は、こんな感じで楽しく過ごしました!

本格的に月曜日からインターンが始まります。

インターンの様子については、EDAYAの公式ブログで発信していく予定ですので、そちらもどうぞご覧ください!

<インタビュー>ベトナムから仙台にやってきたインターン生

こんにちは!アイセック仙台委員会です🌐

 

今回は、仙台のIT企業でインターンシップをしているベトナム人インターン生、Nguyen Khac Khoi(グエン・カック・コイ)さんにインタビューを行いました。

 


ー日本での生活は楽しいですか?

はい、楽しいです。大分慣れてきました。

 

 

ベトナムと違うところはありますか?

そうですね、日本人はみんな規律を守っていて礼儀正しく、真面目ですね。ベトナム人は結構ルーズな人が多いので新鮮です。
あと日本は環境がいいですよね。空気はきれいだし、料理も安全で。ベトナムの料理はちょっと不安なところがあります(笑)

 

 

ー日本に来る前、日本に対してどのようなイメージを持っていましたか?

東日本大震災での津波のニュースをテレビで見たんですけど、配給の時にきちんと列に並んで順番を待っていたのが印象的でした。
混乱しないように、秩序を守っていて。本当にすごいと思いました。

 

 

ーアイセックのインターンシップを知ったきっかけは何ですか?また、今回のインターンシップに至るまでの経緯を教えてください。

昨年、日本語を一緒に勉強していた友達に紹介されてアイセックべトナムのイベントに参加したのがきっかけです。
そこから自分の分野(IT)を生かすことができる会社を探し始め、11月頃に決まりました。インターンシップの内容を重視したら、今回の会社になりましたね。

 

インターンシップが始まってからそろそろ1ヶ月が経ちますが、これまでどのようなことをしましたか?

最初の1週間はITに関する日本語のサイトを教えてもらい、ひたすら日本語とアプリ作成に必要な知識を勉強していました。


その次の2週間は簡単なアプリ作成をしました。本当に簡単なので1週間あたり2,3個のアプリを作ることができました。


そして今はアプリの発表会に向けてより複雑なアプリを作っています。これは考えなければならないことが多くて大変です(笑)
2,3週目に作ったアプリのページ数は10枚程度で収まったのですが、

今回のアプリはメインページに加えて、移動できるページが必要なのでページの数は30~40枚にも及ぶのです。1日半でようやく1つの機能ができました…。でも自分が取り入れたいことなどをアプリに組み込めるので良いですね。

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ー会社の雰囲気はどのような感じですか?

仕事の時はみんな集中して緊張感があります。
でも会社が終わった後や週末は和気あいあいとしてて、ご飯や飲み会に連れていってくれます。
この前フットサルの大会があったのですが、大会までみんなで楽しく練習できたり、大会当日にたくさんの人が応援に来てくれたりして、試合には負けたけれど思い出深いイベントになりました。

 

インターンシップが終わるころにはどのようになっていたいですか?

まずは日本語のレベルアップですね。日本語の勉強を始めて4年が経つんですけどあまりできていないので、日本人と会話することで能力を向上させて、もっとスラスラ話せるようになっていたいです。


それからIT分野のスキルアップをしたいです。アプリを作るうえでもっと会社の人にアドバイスをもらって改善していきたいですね。
あと、なりたい姿ではないのですが、仙台だけでなく色んな所に行きたいです。津波の被害を受けたところの現在の様子を見たいです。また、観光地、お祭りなど日本を満喫したいです!
おいしいごはんも味わいたいですね(笑)

 

ー最後に意気込みをお願いします。

日本人と関わったり、日本の生活をすることで自分の知識を広げられたりできたらと思います!

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〜〜インタビューを終えて〜〜

たまに冗談を言ってくれて、面白かったです(笑)
お話を聞いていたら、本当に日本が好きでこうやって来てくれてるんだなって感じました。
震災きっかけで日本に興味を持つ外国人は多かったと思うのですが、実際に日本に来る人はそう多くはないと思います。でも、コイ君はこうして来てくれてありがたいなって思いました!


文責:アイセック仙台委員会 庄司友里

 

 

 

*グエン・カック・コイさんのインターン報告会を開催します*

コイさんにはインターンシップの成果・日本に来て感じたことを発表していただきます!

ベトナムに留学・インターンシップの経験をもつ2人の日本人学生とコイさんによるパネルディスカッションも行いますのでますのでお楽しみに!

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