6週間の海外インターンを振り返って
大変遅れてしまいましたが、齋藤、3週間ほど前に帰国いたしました!
帰ってきてからは、日本語がスムーズに出てこなかったり、怒涛の新歓活動に駆り出されたり、日本での生活にどんどん溶け込んでおります。
帰国して約3週間経ち、
だんだんとインターンシップで得たことや、感じたことの整理ができてきました。そこで今回は、マレーシアでの6週間を振り返って思ったこと、得たことを皆さんにお伝えして、齋藤のインターン日誌を終わろうと思います。
まず、インターンで得たことからお話ししていこうと思います。
お伝えしたい内容を箇条書きにすると、
1.笑顔、コミュニケーションの大切さ
2.課題解決の経験
の2点です。
まず1点目、笑顔、コミュニケーションの大切さについてです。
これは主に、同期のインターン生たちから得たことです。
どんなに不安で、どうすればいいかわからないときでも、彼らはいつでも笑顔を絶やさず、状況を楽しんでいるようにみえました。さらに、働いていた施設のボスと綿密にコミュニケーションをとっていました。
必要な場合でなくても、ただの世間話でも、毎日何かしら話をしていました。それによって、ボスからの信頼を勝ち取っていったのです。自分から何も働きかけなければ自分の評価は上がらない。信頼を勝ち取る、人との良好な関係を築くには、笑顔とコミュニケーションが不可欠であるという、一見当たり前なことを、実感してきました。
2点目、課題解決の経験です。
私は、インターンシップの目的の一つとして、与えられた仕事内容以外にも、自分にしかできない課題解決をしようと思っていました。
その目的を踏まえて、現地では課題を新たに発見し、それに対して自分のできることを考え、実行、改善するというサイクルを回してきました。
私が行った独自の取り組みが子供たちにどのくらい影響を与えたのか、そもそも、いい影響を与えることができたのかさえまだ分かりませんが、
少なくとも私にとっては、そのようなサイクルを回すという課題解決を行ったのは初めてだったので、今後に生かしていきたいです。
まじめな話をしてまいりましたが、もちろん楽しいこともたくさんありました。
日本人とは全く違う、ヨーロッパ流の方法での2回の旅行、
子供たち、施設のスタッフ、インターン生たちの、多大なる、優しさ
とってもおいしい食べ物の数々、
そして、現地のアイセックメンバーなどとの、多くの出会い。
私にとって、自分一人で外国に行くことも、もちろんそこに6週間も滞在することも初めてのことで、あったことすべてがとても刺激的で、自分の人間としての幅を押し広げる出来事ばかりでした。
また、このインターンシップで旅行好きに拍車がかかり、来年の春休みには、インターン生の一人に会いに、 ベトナムに一人で行こうと企んでいます笑
最初は、「行ってみようかな~」という、軽い気持ちで申し込んだ海外インターンシップでしたが、終わって、いま思うことは、
参加してよかった。
インターンシップに行って、たくさんの人と出会うことができて本当によかった
に尽きます。
私がこのように感じることができ、また事件事故にも合わずに無事に日本に帰ってこられたことは、すべては支えてくださった方々のおかげだと本当に痛感しています。
私の成長をいつも考えてくれ、時には相談にも乗ってくれていたマネージャーをはじめとする、アイセック仙台委員会のメンバー、アイセックマレーシアのみんな、
私が所属していた、アイセックジャパンの「Japan Women's Initiatives」のプログラムで出会った、インターン生達、実行委員の皆さま、
そして、6週間の間、仲良くしてくれて、今では大切な仲間のように感じられる、同じ施設のインターン生達など、
私のインターンシップに関わってくださった皆様に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
伝えきれないほど、感謝しております。
今、新入生勧誘の時期で、多くの新入生たちと接する機会がありますが、彼らには、
アイセックの海外インターンシップを全力でおすすめしています笑!
最後になりますが、
今まで齋藤のインターン日誌を読んでくださった皆様、そしてここまで根気強く読んでくださった皆様に、心から感謝申し上げます。
このインターンシップで、人々の多大な、報いを求めないやさしさにたくさんたくさん触れました。なので、
自分が与えられた優しさを返せるように、優しく接してくれた彼らのようになれるように、日々精進してまいります。
本当にありがとうございました。
東北大学 法学部 2年
アイセック仙台委員会 受け入れ事業統括 齋藤 有希