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アイセック仙台委員会 *海外インターンシップBLOG*

《海外インターン参加者の生の声をお届け!》アイセックは第二次世界大戦後のヨーロッパで”平和で人々の可能性が最大限に発揮された社会”を目指して設立されました。現在そのネットワークは世界126の国と地域に広まり、仙台委員会はその支部の一つとして活動しています。社会課題を解決するリーダーシップ経験を、海外インターンシップによって若者に提供しています。

あと2日…

皆さんこんにちは、庄司です!

 

時の流れって本当に早いですね…

 

今日、農場で最後の作業をしてきました。

 

 

あと2日。

 

 

あと2日でガーナを去ります。

というわけで、今回がガーナから更新する最後の記事になります。

 

 

今の心境とともに、設定したゴールの結末、そこから見えたことを綴ろうと思います。

f:id:AIESEC_SD:20170419230048p:plain
見慣れた光景も今日が最後でした…

 

まず今の心境ですね。

ちょっと振り返りも入ります。

 

何回も書いていることですが、

ここまで早かったな、というのが1番です。

いつの間にか1ヶ月が経って、もう帰国。

あっという間の日々でした。

 

最初の2週間は、

なかなか農場でインターンできない状態が続いて、どんどんフラストレーションがたまって、正直きつかったです。

何のために来たんだろうとか、

日本にいたほうがよかったんじゃないかとか。

今思えば、その状況をひっくり返そうっていう気持ちが足りなかったですね…

このときかなり委員会のメンバーに助けていただきました。本当にありがとうございました…

 

 

3週目にさしかかる頃、やっと農場でのインターンが始まりました。

活動拠点は大学のビニールハウス。

トマトをはじめ野菜と向き合う日々。

色んなことを学んだり、

野菜の成長に喜びを感じたり…

f:id:AIESEC_SD:20170419230155p:plain特にトマトの成長がすごい!

そして、食の課題に気づいたのもこの頃でした。

 

その課題から 

 

『現地の人と一緒にバランスのとれた食事を作り、食べる』

 

というインターンのゴールを設定。

 

多くの人を巻き込みたいと思う一方で、

思うように動けない。

 

頭でばっかり考えて行動に移せていないときがありました。

リスクヘッジも大事ですが、

やっぱり飛び込むのがいいですね(笑)

私にはそれが合ってました。

 

と、まあゴールを設定してからも一難あったわけですが、



先週末、

無事このゴールを達成することができました!

 

農場に行けなかった間、お世話になったday care centerのMadam Maryにお願いしたら快くOKしてくれました…(T-T)

(day care center: 幼稚園に入る前の子供たちの学校)

 

ちょうどイースターとかぶっており、

金曜日から休みだったので金曜日の夕方から2泊3日、彼女の家で過ごしました。

旦那さんと4人の子供たちの6人家族です。

 

この3日間で

ガーナ料理を教えてもらったり、

日本食を教えたり。

f:id:AIESEC_SD:20170419230238p:plainJollofというガーナ料理を作りました!日本でも練習します!(笑)

 

f:id:AIESEC_SD:20170419230212p:plainFufuというキャッサバとココヤムをすりつぶしたおもちみたいなのと、ビーフスープ

 

それぞれで、

栄養バランスの大切さを

自分なりに伝えました。

伝わってるといいなあ…

 

f:id:AIESEC_SD:20170419230105p:plain
Madam Maryと

 

そして、

この彼女たちと過ごした時間を通して、

さらにガーナの課題が見えてきました。

想像していたよりも根深いです…

ここから長くなりますが、読んでいただけると幸いです。



Madam Maryの家庭は決して裕福とは言えませんが、村の中では裕福な方かなという感じです。郊外にあって、結構立派なお家でした。

 

朝ご飯は主にパンやパンケーキ、Oatsを食べていました。(Oats: コーンフレークのようなもの)f:id:AIESEC_SD:20170419230226p:plain左からパンケーキ、パン、Oats

 

一緒にパンケーキを作ったとき、たくさん油を使ってたのであんまり健康によくないなと。

野菜は使わないの?って聞いたら、

高いからあんまり使わないそうです。

やっぱり値段がネックですね…

 

それ以外にも、

生活用水の少なさ

・収入の格差

 

などを、改めて実感。

特に現地の収入に愕然としました。

 

具体的に言うと

日本だとアルバイトを丸1日するだけで稼げる額が、「現地の月収」

という感じです。

 

労働時間に見合ってない賃金。

働いても働いても、足りない。

 

そんな状態の家庭がたくさんある一方で、

お金を持っている家庭もあります。

 

Madam Maryの場合、(旦那さんの月収は別)

お姉さんの家庭の収入は彼女の約10倍です。

 

これを聞いたとき、

ひどく衝撃を受けました。

 

収入が少ないから、出来るだけ節約したい。

→野菜は高いし、お腹にたまらないから買わない方がいい。(ガーナはたくさん食べる人が多いそうです…)

→安くてお腹にたまる主食に偏る

 

というように

様々な事象が幾重にも重なった結果、

野菜の摂取が少なくなってるんです。



野菜を買う余裕はないとは聞いていましたが、その原因が想像していた以上に多い…

 

野菜を摂取し、バランスのとれた食事をするために

"お金を寄付する" や "食事を提供する"

というのは一時的に有効です。

しかしそれらは表面的な解決にしかなりません。根本的な収入の問題などは深く眠ったままになっています。

 

私はこのインターン

ガーナの課題を見つけて、自分なりにアプローチを実践しました。

 

長期的に見て

現地の課題を解決するのに必要なこと…それは、

このようにその土地と向き合い、

アプローチし続けることなのではないでしょうか。



何もこれは発展途上国に限らず、

日本にも当てはまることです。

 

だからこそ残り3年の大学生活は

産業学部生として、日本の食の課題に全力でアプローチしていこうと思います。



長々と書きましたが、これは最後の更新ではないです(笑)

 

日本に帰ってからインターン前に立てた目標の振り返りなどインターンでどう変わったのかを書くので、もう少しお付き合いいただければと思います。

f:id:AIESEC_SD:20170419230128p:plain

お世話になった研究室の人と

 

 

では!



2017.04.18

しょうじ ゆり